頑張りすぎない」を決めたら、みんなの心地よさに気づけた話
秋の行楽シーズン、お休みの計画を立てている方も多いでしょうか?
でも、お子さん連れの旅行ってなんだかグッタリしちゃいますよね
わが家の場合も発達凸凹の10歳息子が小さい頃の旅行といえば、いかに息子を飽きさせず、機嫌良く過ごすかここに神経を使ってきました。だから、行きも帰りも「ここに寄って、ここで遊んで」と下調べ時点でお腹いっぱい状態(笑)
いろいろ計画しても途中で癇癪を起こして、その対応でお互いに疲れ疲れ果て「行くんじゃなかった…」と思ったこともたくさんありましたよ
同じ!って頷いている方いらっしゃるかな?
それでも旅行したくなっちゃうのは「次こそは大丈夫かも!」「楽しめるかも!」という期待を持ちつつ「日常から離れたい」という気持ちが大きかったからなのだろうなぁって振り返っています
そんな繰り返しをしながら少しずつ見えてきたわが家の旅行
「キャンプしたい」という息子の希望で先日山梨県に一泊してきました!
今回、意識してみたのはこの2つ
・頑張りすぎないこと
・息子の満足だけを優先しないこと
キャンプ不慣れな私たちにとって、寒い中での一泊はハードルが高すぎますから、選んだのは外で焚き火ができるコテージです。
荷物の準備に時間がかかったり、テントの組み立てや慣れないことを頑張って余裕がなくなるよりも、そこで過ごす時間が楽しめる「ゆとり」を優先しました
初心者ですから火おこしもひと苦労ですがこれも楽しい時間
そしてもうひとつ、旅行の目的はキャンプ(焚き火)でしたから、その前後で息子が満足するような予定は敢えて計画しませんでした。これも「頑張りすぎない」に含まれるかな?
それでも、池の周りをのんびり歩いたり大きな富士山に感激したり、偶然見つけたグラウンドではバドミントンや野球も楽しめたんです
ゲームやYouTubeばかりの毎日も楽しいのだろうけれど、川の流れる音や薪のパチパチはぜる音、ひんやりとした風や煙の匂いなど、五感をいっぱい使って過ごす息子の様子はいつもよりもイキイキしていました。
焚き火の薪が足りなくなると自分1人で薪割り場まで何往復もして運んでくれたりと働き者の一面も!
「楽しかったねー!」「またここに来たいねー!」って言い合うようなたのしい時間が過ごせたのは、きっと頑張りすぎなかったことや息子のやりたいばかりを優先させなかったことで、私や夫の気持ちにもゆとりができたからなんだと感じています
何を優先させるか?正解がないからこそ家族に合ったちょうど良い楽しみ方を見つけたいですね