暦の上で春が始まる日と言われる「立春」の少し前から「冬の土用」という期間があるのを知っていますか?
季節の変わり目、体調を崩しやすいこの土用の時期の食べ方について、気をつけたいポイントをお話ししますね。
土用って鰻を食べる夏の丑の日のことじゃないの?
こう思った方も多いかもしれませんが、実は季節の変わり目それぞれに「土用」と呼ばれる期間があって、食べ方を少し気をつけるだけで、そのあとの季節の体調が変わると言われています。
土用は次の季節へ移る前の調整期間
では、そもそも土用って、一体なんでしょう?
陰陽五行説では、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用と言い、次の季節へ移る前の調整期間とも言われています。
2023年の土用
・冬土用:1月17日(火)~2月3日(金)
・春土用:4月17日(月)~5月5日(金)
・夏土用:7月20日(木)~8月7日(月)
・秋土用:10月21日(土)~11月7日(火)
18日間意識したいのは、食べ過ぎないこと
胃や膵臓が弱い人は、土用の時期に調子を崩しやすい傾向にあります。
食べ過ぎや甘いものを控えて、少食にして胃を休ませてあげるのが、この季節一番のカラダへのご褒美です。
不調な時は、あれこれ足すよりも、引くことを考えてみる。
ごはんとお味噌汁だけにしてみたり、いつもより量を減らしてみることも良いですね。
少しだけ意識してみてください(^^)