いつものごはんで健康をつくる

10数年前、
夜中まで仕事していた頃の朝ごはんは
ギリギリまで寝ていたかったこともあって
甘い菓子パンにコーヒー、シリアルや果物など
とにかく簡単なものでした。

いつも身体が重たかったり、頭痛がしたり、
脚がむくむのは、全て仕事の忙しさと
睡眠不足からくるものと思っていたので、
そんなカラダをシャキッとさせるために
栄養ドリンクに頼っていたのですが・・・

今なら、体調不良の原因が
仕事と睡眠不足だけではないとわかります。

 
食べ物には、身体を温める「陽性」のものと
身体を冷やす「陰性」のものとがあって

砂糖やコーヒー、果物など
身体を冷やす「陰性のもの」ばかりの朝ごはんを食べ
お昼や夜ごはんには、逆に肉類や卵など
身体を温める「陽性のもの」を好んで食べていた当時、
私の身体は、動きの激しいシーソーのように
大きく揺れていたのだと思います。

 
陰陽両極端な食べ方では
シーソーの真ん中の土台がグラグラになり
体調も崩しやすくなります。

真ん中の土台部分を安定させるには
陰と陽のものを調和して、
中庸」に近づけることが大事と言われています。

 
野菜や穀物、海藻や魚介類など全ての食物は
陰か陽、どちらかに傾いた性質を持っているので

陰のものを鍋の底に入れ、陽のものを上に重ねて
水を入れて鍋のフタをし火にかける「重ね煮」料理なら
それぞれの食べ物が調和して、野菜のうまみや
素材そのものが自然にもっている美味しさを
引き出すことができます。

陰と陽が調和された料理は
おいしいだけではなく、身体に対してのはたらきかけもやさしく
ほどよい具合になると考えられます。

肉や嗜好品はほどほどに。
シーソーの中心にある中庸の穀物をベースに
陰の野菜と陽の野菜をバランスよく食べるのが理想的。

これが無理なくできるのが「重ね煮」です。

おかげでここ数年、私も家族も
大きく体調を崩すことがなくなりました。

いつものごはんで健康に。
うれしい変化です。